2025-9-14『不信仰な時代を生きる』山本修一師

聖書:マルコによる福音書9:14-29

  栄光の山頂から山麓へと下ると、そこには混乱と悲惨、 不信仰が蔓延していました。十字架を目前にして主イエス は、「なんと不信仰な時代なのか」と嘆き悲しまれました。 では、主は誰に向かって嘆かれたのでしょう。

 第一は、群衆に対して。 群衆、そして私たちもまた、不信仰な時代に生きています。 それは「しるしを求める信仰」です。しるしを求める信仰は、 主イエスを試し、疑う心の現れです。

第二は、弟子たちに対して。 悪霊の問題を解決できるのは主イエス・キリストのみです。 しかし弟子たちの信仰は、いつの間にか「自分自身、自分の力、自分の過去を頼る信仰」に陥っていました。神の全能の力を信頼する祈りと信仰が、今こそ求められています。

 第三は、父親に対して。 父親の信仰は半信半疑の「できればの信仰」でした。しかし 主に出会い、「信じます。不信仰な私をお助けください」と 告白する信仰へと変えられました。矛盾するように見えるこの祈りこそ、神に喜ばれる、砕かれた魂の信仰です。 主イエスの信仰は、「信じる者には何でもできる」という 信仰です。私たちもこの主の信仰に倣い、それを目標とし、証しとして歩んでいきたいものです。

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