聖書:ルカによる福音書1:39-56
神の御告げを受け入れたマリア、しかし天使が去った後、考えなかったでしょうか。婚約者ヨセフや家族は、聖霊によって身ごもる、そんなことを信じてくれるだろうかと。最初のクリスマスは、喜びどころか驚きと恐れ、不安から始まったのです。
彼女が次にとった行動、それは会いにいくことでした。ヨセフではなく親戚のエリサべトに。なぜなら天使が言ったのです。高齢の彼女も神によって身ごもっていると。マリアは自分に起きたこの出来事を、受け止めてくれる人に会いたかったのです。
マリアの出来事を知るはずもないエリサべトは、聖霊に満たされ喜び迎えてくれました。46節からはマリアの賛歌(マグニフィカート)。「あがめる」の原語は「大きくする」。私の中で、神が大きくなることです。自分が大きいと、傲慢になります。物が大きいと享楽的に。他人が大きいと劣等感に陥ります。ただ神が大きいとき、私たちはそうした思いから解放されるのです。
「主をあがめる」とは、心の中の神様の占める場所を大きく大きくすることです。 こうしてマリアは3か月ほどこの家に滞在しました。3か月が必要だったのです。
マリアとエリサべトの励まし祈り合い支え合う関係、それが私たちにとっての教会です。恐れを安心して話せ、聞いてもらえる。共に悲しみ、共に喜び、共に主を賛美するのです。
