聖書:使徒言行録19:8-21
19章前半はパウロの伝道の総括ともいえるところです。ティラノの講堂では2年に亘り御言葉が語られました。パウロを通して働かれるイエスさまの力あるわざ、それを見た祈祷師たちが御名を利用した事件は、逆にイエスさまの名が崇められる結果となりました。
注目すべきはこの出来事が、主を真に畏れることにつながったことです。畏敬の念にうたれた信者達は自分の悪行を打ち明けました。まだその生活には神に喜ばれない部分が残っていたのです。
そして罪の告白は行動に結びつきます。多くの者が魔術の本を持ち出し焼き捨てました。手放すとは断・捨・離です。
断…入ってくる要らない物を断つこと。聞いた言葉が心を造ります。御言葉、励まし、忠告、建徳的なものは入れ、噂や悪口等否定的な言葉を心に入れてはいけません。心が無防備になっていないでしょうか。
捨…すでに内にある要らない物を捨てること。物だけではなく、習慣となっている行為や思考パターンに神と自分を引き離すものはないでしょうか。
離…執着から離れること。物だけではありません。お金、仕事、名誉、見栄…。1番とすべきもので心を満たすと、自然とそれ以外のものは心から締め出されます。その自由さを体験すると、ますます執着から離れ、ますます自由になるのです。私たちが求めるべきもの、それは神の国と神の義(マタイ6:33)です。
