2025-5-11『あなたには私がついている』山口紀子牧師

聖書: 使徒言行録18:1-11

 アテネからコリントへ入った時のパウロは衰弱し、恐れに捕らわれ、ひどく不安でした(1コリント2:3)。しかしそこに待っていたのは新たな出会い。アキラとプリスキラ。これ以降忠実な同労者となる夫妻を、主はローマ皇帝の退却命令をも用いてコリントへ導いておられたのです。私たちの知り得ないところで、主の御業は進行しています。私たちがまだ目にしていないだけなのです。

その後パウロは伝道に専念しますが、ユダヤ人から激しい反発も起こります。会堂を去ったパウロの拠点はなんとその隣でした。そんな中、会堂長とその家族までもがキリストを信じます。

ただ、パウロは過去の迫害を思い起こし、恐れていたのではないでしょうか。そんな彼にある夜、主が語りかけます「恐れるな。語り続けよ。黙っているな」。その理由は「あなたには私がついている」から。

人生で肝心なのは、どこにいるかではなく、誰といるか。そしてこの「恐れるな」は「恐れてもいいよ。私が恐れるあなたを丸ごと背負うから大丈夫」の意味なのです。

私たちは恐れるから真剣に主を、み言葉を求めます。真剣に祈ります。神さまが喜ばれるのは、私は大丈夫ですからと自立することではなく、恐れをもったままあなたがいなければ何もできませんと従うことです。それに私たちは独りではありません。教会の友と共に歩むのです

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