聖書:コリントの信徒への手紙一13:4-7
愛とは何か?第1コリント13章は愛の章と呼ばれます。 まず最初に言われるのは「愛は忍耐強い」。感情を爆発させるまでに長い時間をかけるという意味です。1つの出来事 で、あの人はこういう人だと決めつけずゆっくり判断してあげる。そのために決めつけたくなる気持ちを忍耐強く我慢します。
愛とは大事にする、世話をするなど積極的に何かをすることを思い浮かべますが、むしろ忍耐や情け深さである。消極的だと思うかもしれませんが、積極的に愛そうとして独り善がりな愛の押しつけになったり、受け入れてもらえず傷ついたりするのが私たちなのです。
その後に続くのも皆「~しない」。愛するとは何かをすることよりも、何かをしないこと。妬まない、自慢しない、高ぶらない、礼を失せず…総括は「すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える」。
愛は好きとは違います。好きは感情であり、簡単に嫌いになったりします。愛は意志です。私はこの人を愛すると決めるのです。結婚の誓約はこの意志を問うています。
しかし、誠実に愛そうとするほど、自分にはこの愛がないことを思い知らされます。そのとき、キリストの愛に気がつくのです。「愛は」を「キリストは」に置きかえてみてください。愛のない私たちを、キリストが先に愛してくださいました。十字架はその愛のしるしです。ここに立ち返り、またここから始めるのです。
