2026-6-28『イエスに出会った人―がんじがらめでした』山口紀子牧師

聖書:マルコによる福音書5:1-20

 汚れた霊、悪霊、悪魔はいつの時代も存在します。そしてあらゆる手段を用いて私たちを神から引き離そうとします。私たちは自由なようで、実は人の評価や時代の価値観、過去の成功、失敗等でがんじがらめになっていないでしょうか。

その人もがんじがらめでした。人はそもそも神の像(かたち)に造られました。しかし神から引き離す霊に支配されると、周りを傷つけ、自分を傷つけてしまうのです。

悪霊はイエスさまが神の御子だとわかっています。しかし従いません。イエスは神の子と知ることが信仰ではない、従うことが信仰です。問題は従うか否かです。

イエスさまが汚れた霊を一喝すると、霊は出てゆきこの人は救われましたが、代りに二千匹の豚が犠牲になりました。何の犠牲もなく人が救われることはありません。私たちの救いのために必要な犠牲が神の子の死(十字架)なのです。

さて、事態を知った民衆は、イエスさまに退去を懇願します。ひとりの救いより経済的損失を嘆き、キリストを拒否する。それはこの汚れた霊が民衆ひいては同じように思う私たちに取りついたといえないか?とのある牧師の指摘に震えます。  

ではどうしたらこの人のように正気に戻れるのか?この人はイエスさまの足許に座っていました。私たちもイエスさまの足許に座り続けることです。御言葉に触れ続けることです。そこに聖霊が働いてくださいます。

 

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